Uの忘れ物

忘れ物をしない為に 振り返ることが 今の俺にできるたった1つのこと

2017年3月29日【別れ 2】

2015年8月22日〜2017年3月29日

約1年8ヶ月の彼女との日々

彼女が教えてくれたことを書きたいと思う。

 

1度には書き出せないので、

小出しになるが勘弁してほしい。

 

彼女と付き合い始めた2015年

当時彼女は18歳。

俺は当時30歳で11歳差だった。

 

そんな彼女が俺に教えてくれたこと。

 

【自分本意ではいけない】

 

ということだ。

 

「元妻未満とは付き合えない」

 

これは

彼女が元妻以上に魅力的だから

今、君と付き合っている

 

そういう意味で言った言葉だった。

 

これを言われた彼女の気持ちを考えずに

俺は自分本意で

俺はこういう意味で言ったんだから、

心配いらない。

俺はこう言えば喜んでくれるだろう、

と思って。

 

"俺は"…

 

"俺は"…

 

"俺は"…

 

俺はあまりにも残酷な言葉を言ってしまった。

当時の俺を

今なら本気でぶん殴れる。

 

彼女の立場に立って

彼女の気持ちに寄り添うことができなかった。

 

そして

俺は彼女を誤解していた。

これもまた自分本意な自分に、

腹が立つことだ。

 

彼女はお金の使い方で、

こう言ったことがありました。

 

「誰かが喜ぶ為にお金を使いたい」

 

しかし、

彼女の行動はそれとは

かけ離れていました。

 

衝動的に服を買い、

アクセサリーを買い、

ネイル、

自分のファッションの為にお金をかけていました。

 

もちろん、

要所要所で

ご友人の誕生日プレゼントなどは買っていましたが…

 

別れる2週間前に

彼女はポロっと…言いました。

 

「私、元妻さんと違って

頻繁に服買ったりしてるでしょ…

金使い荒いって思われてると思う。

でもね…私の好みじゃないんだよ。

Uさんが喜んでくれる服装をしようって心掛けてます。

可愛いって言ってくれたデザイン、色、材質を選ぶようにしてる。

Uさんにまた可愛いって言ってほしいから。

でもね、ちょっと私の好みも入ってる(笑」

 

俺は何も言えませんでした。

自分が情けなくて…悔しくて…

 

気付くべきだった。

彼女がどんどん俺の好みになってきている…

ということに、その変化に…

いつも本当に可愛くて、

会う度に可愛くなって…

 

彼女はそういう女性でした。

 

一見、

誤解されることを言ったり、したりします。

腹が立つこともへっちゃらで言います。

 

でも、

それを俺はレベル1の状況と言っていました。

 

そこで

腹を立てずに、

イライラを我慢して、

 

なんでそう思うの?

なんでそうしたの?

 

と掘り下げると、

だんだん

彼女の本音が出てくるのです。

 

レベル2となれば、

実は…と本音を語ってくれます。

 

レベル3となれば、

俺は、もう1度、

彼女に恋をし直すくらい(実際し直しましたけれども)

彼女なしでは生きれないと

強く思うほど愛情を表してくれました。

 

彼女はとても真っ直ぐな女性でした。

とても強い芯を持っていました。

 

「誰かが喜ぶ為にお金を使いたい」

彼女は何も嘘など言っていなかった。

自分の生き方を貫いていたのです。

自分の好みではない色、形、素材でも、

それを折り曲げて、

俺が喜んでくれるようにと一生懸命

服装を考えてくれていたのです。

 

彼女は

曲げてもよい信念と、

決して曲げてはいけない信念を

ちゃんと分別していました。

 

俺はどうだった…

 

"俺は"…

 

"俺は"…

 

"俺は"…

 

一点張り

 

自分本意

 

自分のことばかり

 

それに気付いて

俺は

別れる1週間前…

 

初めて

お花屋さんに電話して、

彼女を象徴する花言葉である

 

深い愛情を表す バラ

誠実を表す カーネーション

を、メインに花束を作ってもらいました。

初めてだったので、

打ち合わせに30分(お店の人すみませんでした(謝)以上かかりました。

何も分からなくて、質問しまくりました。

ほんと迷惑な客だったと思います(てか、迷惑だよ、絶対)

全然スマートじゃないよね…

ダサい…よね…

 

その話をしながら、

花束を渡しました。

 

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無我夢中でした

彼女の笑顔が見たい
それしか頭にありませんでした。

 

彼女は涙を流しながら
喜んでくれました。

 

「Uさんから花束を貰うなんて一生ないと諦めてた」

 

その涙が全てを物語っていました…

2017年3月29日 【別れ】

2015年8月22日〜2017年3月29日

約1年8ヶ月の彼女との日々

彼女が教えてくれたことを書きたいと思う。

 

1度には書き出せないので、

小出しになるが勘弁してほしい。

 

そして、

まだ頭と心がめちゃくちゃな為

お見苦しいことを

事前にお詫びしたい。

 

彼女と付き合い始めた2015年

当時彼女は18歳。

俺は当時30歳で11歳差だった。

 

そんな彼女が俺に教えてくれたこと。

 

【過去の過ちは払拭できない】

 

ということだ。

 

別れを告げられた言葉の中の1つ

 

「Uさん(俺のこと)がもっと

しっかりしてくれてたら…」

 

俺は1度離婚している。

 

彼女は

そのことを

ご両親に話してくれた。

 

俺は結婚を前提に彼女と付き合っていた。

そして、

彼女もそう思ってくれていた。

俺とご両親を会わせる為に

約8ヶ月くらい前からお父様に、

そして、昨日やっとお母様に…

その間に、

友人や親戚、お爺様やお祖母様にも

彼女は勇気を出して

俺の話しをしてくれた。

しかし、話す度に猛反対され、

怒られ続けた。

話したことで

彼女は数人の友人を失いました。

 

それでも

俺を選び続けてくれたんです。

 

彼女に言われた言葉。

 

真っさらな人が良かった、と。

 

彼女の純粋な本音

 

彼女は

勇気を出して

昨日、

お母様に俺のことを話してくれました。

しかし、

猛反対され、

離婚した奴はまた同じことを繰り返す。

人生を、人を舐め腐ってる。

そんなチャランポランな奴

深入りする前に別れろ、と。

彼女は反発してくれたそうです。

 

 しかし、

究極の二択を迫られた。

 

ご家族 か 俺 か

 

彼女が泣きながら俺を抱きしめて

 

「Uさんがもっと
しっかりしてくれてたら…」

 

これは

俺に離婚歴がなければ、

俺が結婚せずに

彼女と出会う日まで

真っさらだったなら…

 

悔しさと…

虚しさと…

 

これから言うことは

自分で言うことではないですが、

ここは敢えて言わせてください。

 

彼女は

好きになった男の過去の過ちが原因で、

好きになった男と別れざるを得なくなった。

 

1番の被害者は間違いなく彼女です。

 

覚悟を決め

俺の為に尽くしてくれました。

 

それを…

無残に裏切ってしまったのは俺だ。

 

【過去の過ちは払拭できない】

 

そして、

【好きなだけでは一緒にいられない】

 

今、

この瞬間の自分の行いが

未来にどう影響を及ぼすのか。

 

今が良ければそれでいいのか。

 

過去の過ちは払拭できない。

 

その過去は絶対に変えられない。

未来で後悔しても遅いということ。

 

真っさらでいることの尊さを

今一度、改めて考えてみてほしい。

 

俺の過去はなかったことにはできない。

これからも付き纏う。

そして、

それが最愛の人を不幸にすると分かった。

 

自業自得。

 

彼女に比べたら、

俺はまだそう認識できるだけマシだろう。

 

彼女は…

ただただ無念でしかないと思うのです。

一生懸命、真剣に全力で

俺を愛し抜いてくれました。

自分の意思ではどうにもならないことが原因で…

別れを告げなくてはいけなかったのですから…

 

どうか…

 

どうか…

 

俺のように

ならないでください…

 

傷付くのは

自分ではない。

傷付くのは

自分を愛し抜いてくれる最愛の人なのです。